1977年に創られた本作は、当時の空気感をまるごと閉じ込めたような、独特の雰囲気がある。
今では絶対に創ることが出来ない、極めて贅沢で手間のかかる音楽が何気に並んでいることが凄い。
マイケルフランクスの怪しげな雰囲気が、妙に当時のあいまいな時代にマッチしている。1980年に入る
と就職超超超氷河期で、まともに求人がなく、就職浪人が溢れかえっていたのもこの頃だ。
そんな乾ききった殺伐とした当時ではあったが、仲間の連帯感は今に比較にならないくらい強くて
暖かかった。その頃に青春を迎えた50代後半から60代前半の方々にとって、あの頃の空気感に
戻れる不思議な名盤だと思います。
|
|
|
|
|
|
|
|
3 In The Eye Of The Storm
|
|
|
|
4 B'wana - He No Home
|
|
|
|
5 Don't Be Blue
|
|
|
|
6 Antonio's Song / The Rainbow
|
|
|
|
7 Chain Reaction
|
5 |
|
|
8 Down In Brazil |